初めに
ご無沙汰です。安部です。
今回はシーズン2で最高/最終レート1950を達成した構築を紹介していきます。
発売してまだ時間が経っていないこともあり、レートがインフレしまくってたので最終順位は149位と最高順位の更新には一歩及ばずでしたが、終盤に二桁到達を達成できたので、個人的には満足のいく結果でした。
構築コンセプト等は今後の環境でも役立つと思いますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
構築を組んだ経緯
初めは古くからの相互フォロワーである宇賀神さん(@UGAJ1N)が使用していた以下の並びを拝借していました。
脳死で勝てるような構築にしたいというのがコンセプトだったので、高火力を押し付けることが出来る純正トリルを選ぶことになったそうです。
並びを借りただけですので、この時点で技や配分は本人の構築とは若干異なっています。括弧内はテラスタイプです。
構築紹介
1.コノヨザル(かくとう) 陽気HSベース@スカーフ
いのちがけ インファイト ふんどのこぶし とんぼ返り
2.イッカネズミ(ノーマル) 陽気AS特化@広角レンズ
ねずみざん アンコール このゆびとまれ まもる
3.リキキリン(ノーマル) 冷静 HC特化@のどスプレー
ふんか ねっぷう クリアスモッグ まもる
5.ニンフィア(みず) 冷静 H実数値199(珠ダメ最小配分)C特化残りB@いのちのたま
6.ドドゲザン(ひこう)勇敢 HA特化@とつげきチョッキ
ドゲザン ふいうち アイアンヘッド けたぐり
先発イッカコノヨでごり押し、後発にキリン+トリルアタッカーというコンセプトですが、イッカ͡コノヨを並べて通すことが環境的に難しく、キリンとイッカコノヨのどちらかを先発で出すことが多くなりました。
ですが、コノヨザルだといのちがけが読まれやすく、イッカネズミはそもそも相手のコノヨザルがきつすぎたのでまずはイッカネズミを変更。
イッカネズミと同じく高火力で尚且つ高耐久、先制技持ちの先発適正が高いポケモンを模索し、鉢巻カイリューにたどり着きました。
カイリュー(ひこう) 意地っ張り HA特化@こだわりハチマキ
雑に押せるげきりんとしんそくは確定。サーフゴーをかなり呼ぶのでじだんだを採用し、最後は飛行テラバーストでテラスタル時のリターンを高めることにしました。
そのほかにリキキリンの持ち物やテラスタイプ等を変更し、完成したのが以下の画像です。
完成形
爆発力は少し落ちましたが安定感は増し、この時点で構築は完成に近づいていました。特にモロバレル入りにはほぼ負けないようになったことが大きいです。
しかしコノヨザルの選出率が圧倒的に低く、出せても勝てない試合ばかりであったことと終盤に急増した壁構築への対策を兼ねてコノヨザルの枠を変更することにしました。
今作の壁対策はそれなりに充実していると思いますが、その中でも速攻性が高く、汎用性の高いすりぬけドラパルトを選択しました。他にはケンタロスも候補になっていましたが、威嚇は壁構築の軸となるコノヨザルとの相性が悪かったので今回は見送りました。
ドラパルト(ドラゴン) 意地っ張り AS特化 @いのちのたま
ドラゴンアロー ゴーストダイブ とんぼがえり ふいうち
環境最速のマスカーニャよりもはやく、優秀な専用技持ち。一致技二つは確定で残りは不利対面を誤魔化すとんぼがえりと困ったときに選択できるふいうちにしました。ふいうちが意外にも読まれず、相手を簡単に倒せる試合もありました。
また、ドラパルトを採用したことで、壁要因の一体であるオーロンゲが重くなったので、ソウルクラッシュ受けのためにドドゲザンの特性をまけんきに変更しました。
完成形が以下の画像です。
目論見通り壁構築に負けることが減り、簡単に1950まで上がることが出来ました。
壁構築以外にもグレンアルマ関連の構築にはほぼ投げることが出来、カイリューとはまた違った強さを実感できました。
総括
これまで私はxyからずっと純正トリルばかり使っていたのですが、今までは指か猫を交えたトリル展開しか使っておらず、途中からトリルにスイッチする展開は今作が初めてだったので新たに学べる事が多く、そして何より楽しく使っていました。今後の環境でもこの形でトリル構築を考案し、それなりの順位を出して構築を公開できたらなと思っています。
今回はここまで。ありがとうございました。