それでもアベレージ★は気ままに生きて行く

日々焦らず、そして計画的にレートを

10年の集大成トリル

初めに

ご無沙汰です。安部です。

 

今回はシーズン15で最高/最終レート1950、最終順位105位、JCSにて瞬間最高1719を達成した構築を紹介していきます。

 

人生初のランクマ好成績+jcsタマキン達成の構築ですので、これまでの構築より遥かにクオリティは高いと思います。

 

拙い文章ですが、是非、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

 

構築を組んだ経緯

レギュFにてガオガエンの復活やタケルライコ、テツノカシラの参戦等環境の変化はありましたが、あいも変わらずグレンアルマイエッサンの刺さりは良さそうに感じていたからです。

実際、ディンルー地獄だったレギュCでも使えた以上ガオガエンは誤差の範囲でしかなく、むしろ変な悪テラスや手動フィールド張替えが減ってくれたのでかなり扱いやすくなっているように感じました。

また、ブリムオンがワイドフォースを再習得したこともあり、無理にグレンアルマを先発で起用する必要がなく、フェアリー技の一貫性が以前より上がったこともトリル軸の追い風要素になっていました。

 

 

構築紹介

 

1.グレンアルマ@命の珠 ※S0

 

💎草

 

ワイドフォース/熱風/波動弾/トリックルーム/

以前はワイドガードを採用していましたが、最低限ガオガエンを削れるようにしたかったのと、熱砂持ちのランドロスが環境から減っていたことから波動弾に変更しました。

波動弾は対悪ウーラやパオジアン、ブリジュラスに置いて、命中不安に手を震えさせながら熱風を選択する必要が無くなったことも大きなメリットとなっていました。

テラスはいつも通り草です。正直これ以外に有用そうなテラスが思い浮かびません。

 

 

 

イエッサン@ゴツメ ※S妥協

 

💎炎

 

サイコショック/マジカルシャイン/トリックルーム/この指とまれ/

 

 

 

 

前回記事と同じく持ち物はゴツメ。以前はサイコシードにしていたのですが、第一回jcs終了後、急激に物理環境になったので変更しました。

技構成は手助けをサイコショックに変更。フォロワーの宇賀神さんから頂いた案なのですが、不意のトリル封印をケアできたり、C↓1サイコショック+ブリムオンのワイドフォースでハバタクカミを落とせる点が非常に強く、手助けより役に立つ場面は多かったです。

また、トリル下ではなるべくイエッサンを居座らせないようにしたいので、実は手助けはアンチシナジーだったりします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブリムオン@おんみつマント ※S0

 

💎炎

 

ワイドフォース/マジカルシャイン/マジカルフレイム/トリックルーム

ワイドフォース復活により大躍進したポケモン

二枚目のワイドフォース要因として採用する程度のノリだったのですが、フェアリー技の通りの良さやそこそこの耐久も相まってグレンアルマより活躍していた印象です。

 

持ち物は、先発起用が多いので、バクアやフィールド張替え+猫をケアするためのおんみつマント。

テラスは諸説あるのですが、カミユイやサーフゴーに足掻けるように炎で採用しています。

それに伴って、タイプ一致で採用でき、尚且つ構築で重くなりがちなゴリランダーやサーフゴーの処理を早めるためのマジカルフレイムを採用しました。

この枠は雑に守るを採用している人が多いですが、トリル下で守るを押す場面なんてほぼないので3ウェポン採用することを強くオススメします。

 

ガチグマ@火炎玉 ※S2

 

💎ノーマル

 

からげんき/じしん/馬力/守る

 

前回と同じ技構成。

 

テラスタイプについてですが、前回ほぼ機能しなかったゴーストはやめて、火力底上げと耐性強化を兼任できるノーマルに変更しました。

これにより、トリル軸が苦手とするディンルーラッシャや瞑想タケルライコを簡単に処理できるようになり、勝てる構築が増えたように感じます。

いやいや、ノーマルの一貫性といえばアカツキガチグマやろと言いたくなる人もいるとは思いますが、あちらはモロバレル対策ができず、火力もテラス前提なので純正トリルでは採用しにくいポケモンです。

 

S2にしているのは相手のガチグマとの素早さ関係をハッキリさせるためです。

 

 

ウーラオス@こだわりハチマキ ※S0

 

💎草

 

あんこくきょうだ/ふいうち/インファイト/アイアンヘッド

 

前回同様、守る連打でトリルターン稼がれるのが一番の負け筋になるので、その対策枠として採用。

以前は一定数いたテツノカイナがほぼ死滅したことが追い風となり、かなり動かしやすくなっていたと思います。

それに伴って、悪テラスにしたいという気持ちもありましたが、jcsではモロバレルが増えると予想し、草テラスを続投しました。案の定、モロバレルが増えていたのでこれで正解だったとおもいます。

 

パオジアン@きあいのタスキ

 

💎ゴースト

 

氷柱落とし/じごくづき/せいなるつるぎ/こおりのつぶて

見せ合いMVP。

ランドロス+トルネロスの熱砂木枯らしで壊滅する構築なので、少しでも牽制するために採用。ウーラオスと共に採用することで、アルマの砕ける鎧を警戒させることができ、相手の選出を歪めることができていたので採用して正解だったと感じています。

また、純正トリルミラーや対ガチクレセに置いてはこちらが無理にトリルを貼る必要がなく、前述のウーラオスと合わせて破壊することでイージーウィンに繋げることもできました。地味にイエッサンのサイコショックを強化できるのも偉い。

持ち物はクリアチャームと選択でしたが、パオジアンを対戦で使用したことがなく、耐久ラインを全く理解していなかったので、ゴーストテラスと合わせて行動保証が取れるきあいのタスキにしました。

 

 

選出

 

基本選出

 

対スタン

ブリムオンイエッサン+ガチグマorグレンアルマ+ウーラオス

スタンに対してはほぼこれです。相手によってはガチグマとグレンアルマが入れ替わる感じです。

 

 

対カミユイ

 

ブリムイエッサン+2

ブリムに炎テラスを切って無理矢理トリル展開。あとは運ですが、ゴリランダー入りだとかなりきつめだったりします。

 

対ディンラッシャ

 

ブリムオンイエッサン+ガチグマウーラオス

初手でイエッサンを下げてガチグマを着地させつつ、ブリムオンでトリルを貼れればイージーウィンです。

 

対ガチキリン

アルマイエッサン+2

構築タイプによりますが、アルマで上からのワイドフォースをチラつかせることでクマを動かしにくくすることができます。

 

対サーフゴー軸

ブリムオンイエッサン+グレンアルマウーラオス

こちらもカミユイ同様炎テラで無理矢理トリル展開。同時採用されがちな熱砂ランドはパオジアンを警戒してほぼ出てこないので安心です。

 

対ペリジュラス

アルマイエッサン+ブリムオンウーラオス

ペリッパーがきついので最優先で処理します。その後はワイフォゴリ押しでなんとかなるはずです。この手の構築もランドロスが採用されがちですが、パオジアンパワーで選出を牽制しています。

 

その他

雪+ディンルーは当たった回数がほぼなく、正解が見つけられていません。恐らくパオウーラで荒らすのが正解?

寿司はトリル展開後のウーラオスでぐちゃぐちゃにできるのでほぼ負けてません。

トリル軸はものによりますがアルマイエッサンで荒らしてパオウーラで詰めればなんとかなります。

よくわからないドーブル軸とかも含めるとまだまだ構築は存在しますが、そのへんは当たらないことをお祈りするしかないです。

 

 

総括

これまでの全てをぶつけた、最高の構築を作ることができたと自負しています。ですが、それと同時にこの構築で予選をあと一歩で逃してしまったことへの悔しさも大きいです。

来年もチャレンジ…といきたいところですが、vgcプレイヤーとしての活動は今年で終了したいなと今のところは考えています。

完全に燃え尽きてしまいました。

ですが、ポケモンが嫌いになったとかそういうことではないので、またやる気が出てきたら戻って来たいと前向きな検討はしています。その時があればよろしくお願いします。

Special Thanks

宇賀神さん、らでぃあさん

この構築が完成するまで、何度も構築相談に乗って頂きました。感謝してもしきれません。

 

メテオールさん

jcs最終日深夜に順位チェックに付き合って頂きました。また、非トリル構築視点でのトリル構築も惜しみなく教えて頂き、今回の構築を組むうえで大きなヒントとなりました。ありがとうございます、

 

ツイキャスを視聴してくれた方々

特に最終日は長時間だったにも関わらず、付き合って頂いて本当にありがとうございました。お陰でなんとか気持ちだけは乗り切ることができました。

 

この構築を読んでくれている皆さん

ありがとうございます。トリックルームの良さをこれからも広めて欲しいです。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

Never End  Trick Room ...